微分積分・線形代数の計算ドリル

大学に入って数学につまづく原因の1つに、練習問題の数が少ないことが挙げられるのではないだろうか。
振り返ってみれば、小学校時代から「算数」と言えば、計算ドリルだ。
高校になっても、とにかく問題の数をこなして、その中で数学の基礎力を身に付けてきた。

この計算ドリルの大学数学版が大阪府立大学から公開されている。

大阪府立大学 | webMathematicaで学ぶ大学数学

微積分の問題と、線形代数の問題が準備されている。

微積分のページを見てみると、膨大な数の問題が準備されいていることがわかる。これでこそ「計算ドリル」。


↓その中の問題のひとつ。Webのフォームに解答を入力する形式になっている。


↓その場ですぐに、解答のチェックができる。解答が間違っていた場合には、解説PDFファイルへのリンクが表示される。いたせりつくせりだ。


線形代数の問題は次のような感じ。


線形代数には「シミュレーション型学習教材」があり、たとえば線形写像によって2次元上の図形がどのように変形するかを試せる教材などが準備されている。

大学初年度レベルの数学の、期末試験対策にも有効活用できそうだ。

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やさしく学べる微分積分

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やさしく学べる線形代数

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