数式掛け時計「Math Clock」
掛け時計の盤面の数字を数式に置き換えた「Math Clock」が楽しい。
と、書いてもイメージがわかないかもしれないけど、下の写真を見れば一目瞭然。
1から12の数字の代わりに、数式が記されている。
上の時計の式は、小中学生向けレベルの算数だと思ったけど、1時のところには虚数iが出てくるのが少し不思議。
意味はわからなくても、早い時期から目にしていれば、高校生になった時にスムーズに学べるという配慮だろうか。
ちなみに、11時のところは3.5と円周率をかけた値で、10.99557..の近似値になっている。
下の時計は、数字の1,2,3だけを使って1から12を表している。
簡単なようだけど、10時と11時は「floor」や「ceiling」記号(床関数と天井関数)が使われているので、ちょっと違和感がある。
(なんとなく記号の意味がわかるようになる効果があるかもしれない)
他のものも見てみよう。
↑これは数字の9ばかりをつかったもの。5時のところが間違っている気がするけど。。(階乗記号は根号の外に出るべき)
↑これは私のお気に入り。なかなか楽しい。
8時の数列はフィボナッチ数列だし、やっぱり数字の1は、であるべきだろう。
5時のところは、5,12,13のピタゴラス数だ。
他にも、「Math Clock」をキーワードに画像検索を行うと、楽しい時計がたくさん出てくる。
Amazon.com では多数の Math Clockが販売されている。
しかし、一方で、日本の Amazon.co.jp では、残念ながら次の1種類しか見つからなかった。残念。
見ているだけでは飽き足らなくなったら、自分で数式を考えてみてもいいだろう。
なお、数式時計が楽しいのはアナログ盤だからであって、こんなデジタル版はストレスがたまるだけな気がする。
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