曲率
平面上の曲線がどのくらい曲がっているかを表す値として「曲率」がある。
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曲率とは、「曲線のある部分を円弧で近似した時に、その円の半径rの逆数(1/r)」で表される。
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そうは言っても、曲線がパラメトリック曲線で与えられたときに、任意の点の近傍を円弧で表現するのは簡単でない。
そもそもの曲率の定義である、接線の方向角度の微分で記述すると、次のようになる。
パラメータtにおける接線の方向角度を
とすると、曲率は
で表される。
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曲線の2階微分を用いて、次のように表すこともできる。
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数式で微分するのが手間のときは、差分法で近似的に求めることもできる。
1階微分:
2階微分:
参考:
http://www.eto.titech.ac.jp/contents/sub01/chapter04.html