Wordで数式を効率的に入力する

Microsoft Office の Word では「数式ツール」を使って数式を入力できる。
普段からTeXで数式を入力することに慣れていると、この数式ツールのボタン操作が煩雑でたまらない。

でも、実はボタン操作をしなくても、簡単なコマンドでいろいろな数式を入力できる。
積分記号など、TeXと同じような方法で入力できるものも多いので知っておくと便利。
上の図にある数式(積分の公式)程度であれば、ボタンを一度も使わないで作成できる。

そもそも、数式を入力するモードにすぐに移行できる[Alt]+[Shift]+[=]のショートカットを知っているだけでも、効率は大幅にアップする。

乱暴な言い方をしてしまうと、後はTeXっぽい入力方法をした後に[スペース]キーを押せばよい。

例えば「x^2」と入力して[スペース]キーを押すと、x^2と変換される。
「a_1」と入力して[スペース]キーを押すと、a_1と変換される。
分数を入れる場合は、Texと異なり「x/y」と入力する。[スペース]キーで
\frac{x}{y}
と変換される。これはTeXより便利だ。
「\int_a^b」と入力すれば、[スペース]キーで
\int^b_a
に変換される。

その他、具体的なコマンドの一覧については、次のサイトで詳しく紹介されている。
知っていると知っていないとでは、効率が大幅に違うので、Wordで数式を入れる機会が多い方は、ちょっと覗いて頭に入れておくといい。

■ Wordで便利な数式コマンドのまとめ & 登録法+alpha《追記改訂2009/11/07》
http://deltatech.blog90.fc2.com/blog-entry-316.html

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