「公開鍵暗号」RSA暗号
「公開鍵暗号」RSA暗号の簡単なまとめ。
・2つの鍵「公開鍵」と「秘密鍵」を使う。
・公開鍵は閉めるための鍵。公開されて、誰でも使うことができる。データを送る人が使う。
・秘密鍵は開けるための鍵。秘密にされて、データを受け取る人だけが使う。
暗号化と復号化の流れ
1. データを送る人は、公開鍵でデータを暗号化する。暗号化したデータを送る。
2. 受け取った人は、秘密鍵でデータを元に戻す。
RSA暗号は、考案した3人の名前から1文字ずつとったもので、RSAというアルファベットに特別に意味はない。
暗号化の原理に「素数と素数を掛け合わせて作られた数は、素因数分解するのが難しい」という性質が使われている。
(例:33191107 を素因数分解せよと言われても、すぐには求まらない。答えは 4451×7457)
公開鍵と秘密鍵は対になっているので、上の流れとは逆に、秘密鍵で暗号化して、公開鍵で復号することもできる。
この原理を使って、暗号化したデータの送信先の真偽を判定することもできる。
「公開鍵暗号」RSA暗号を説明したページはたくさんあるけど、
具体的な例を用いた説明のある、次のページが非常にわかりやすかった。例えば、どのように素数が使われているのかなどの説明がわかりやすい。
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