70億を超えた世界の人口

世界の人口が70億を超えたことがあちこちで話題とされたことが記憶に新しい。

ナショナルジオグラフィックの公式サイトでは、「70億人の地球」という特集が組まれている。


■ 70億人の地球 | ナショナルジオグラフィック
http://nationalgeographic.jp/nng/sp/7billion/


このWebページでは、現在の世界人口の推計値がリアルタイムに表示されている。
先ほどアクセスしたときの値は70億5281万0482人だった。

70億人から、さらに5千万人が上積みされている。
日本では人口減少の時代に入って久しいが、世界に目を向けると、その増加の勢いには驚かされる。

種の繁栄としては喜ばしいことである一方で、地球と言う限られた環境に与える影響の大きさは計り知れない。

ナショナルジオグラフィックのサイトでは、次の3つの動画が公開されている。

http://nationalgeographic.jp/nng/sp/7billion/

どれも、短い時間で見ることができるので、一度見てみることをお勧めしたい。
きっと新しい発見があるだろう。

例えば、最初の「3分でわかる 70億人の地球」では、次のような解説があり、70億と言う数の大きさが伝わってくる。

・1から70億まで声に出して数えると200年かかる
・70億歩で地球を133周できる。
2045年には90億人に達するだろう
・3分で人口が170人増える
・人口1000万人以上のメガシティが現在21もある。
・しかし、人類に必要なのは空間ではなくてバランスである。

ちなみに、「食べ物から考える 70億」の中では、人類の数とは直接関係ないが、地球上に生息する蟻の数は1000兆匹以上との解説があり、これもまた驚かされる数字である。

さて、こうやってブログを書いている間にも、世界の人口は500人くらい増えたらしい。私が生きている間に、どのくらいまで増えるのだろうか。そして、その事実が引き起こす問題に、人類はうまく対処していけるだろうか。


過去の関連エントリ
これまでに地球上に生まれたヒトの総数:1076億人
人口推計(統計局ホームページ)

2100年、人口3分の1の日本 (メディアファクトリー新書)

2100年、人口3分の1の日本 (メディアファクトリー新書)