マイナスかけるマイナスはなぜプラスなのか

ネット上に、負数と負数の積が正になる理由がわからない。という内容の書き込みがあり、なるほど人によって気になる点は様々なのだな、と思った。

試しに「マイナスかけるマイナスはなぜプラスなのか」を検索してみると、驚くほどたくさんのページがヒットする。

それに対する回答も様々あって、
例えば次のブログでは7つのエントリを使って、異なる視点からの説明を試みている。
なかなか直観的に納得いく説明は難しいようだ。

■ マイナスかけるマイナスはなぜプラスなのか(大人が学ぶ算数・数学)
http://fukuto.asablo.jp/blog/cat/neta/

上記のブログには登場しない別の解釈として、私は次のようなものを推奨したい。

「マイナスを掛けるということは、数直線上の値を原点を中心に180度回転させることである」

すると、次のようにマイナスの掛け算を図的にイメージすることができる。


この図を見て(または子どもに見せて)、
「ふーん。じゃあ、90度とか45度回転させたらどうなっちゃうの?」
という疑問が出てきたら・・

おめでとう。そして、ガウス平面の入口へようこそ。

数学読本〈3〉平面上のベクトル/複素数と複素平面/空間図形/2次曲線/数列

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マンガでわかる虚数・複素数

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