原子力発電所ができるまで(サイエンスチャンネル)
科学技術振興機構が提供する科学技術専門放送「サイエンスチャンネル」が充実している。
その中でも「ザ・メイキング」シリーズでは、我々の身近な製品の製造工程がわかりやすい動画で紹介されていて楽しい。
その中に「原子力発電所」ができるまでを紹介した動画がある。
これは、新潟県の柏崎刈羽原子力の建設を紹介したもので、1号機の基礎工事から7号機の建設までを14分にまとめたものだ。
600トンの原子炉圧力容器の製造から格納容器の設置など、普段決して目にすることができない貴重な映像が含まれている。
科学技術の粋を集めた、壮大なスケールの建設風景の映像は必見だ。
今となっては、原子力技術に対する大きな不信感が拭いきれないが、当時はまさに夢の最先端技術として認識されていたのだろうと思う。
昭和44年の建設予定地上空から。緑豊かな海岸線420万m^2の広大な土地。
原子炉内部。燃料棒60本からなる燃料集合体が872体、挿入される。
現在は7号機も建設され、821万kWの電力を生み出している。
■動画は、次のページの(39)から見ることができる。
http://sc-smn.jst.go.jp/4/series.asp?i_series_name=THE+MAKING
- 作者: 榎本聰明
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2009/03/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 153回
- この商品を含むブログ (15件) を見る