2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

トポロジーとホモロジー群

ホモロジー群について、とてもわかりやすく解説しているスライドを見つけた。 広島大学の平岡先生によるものだ。■ ホモロジー群とその応用 (平岡 裕章 | 広島大学理学研究科) http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hiraoka/applied_homology_for_non_math.pd…

ボイヤー・ムーア法

文字列の検索アルゴリズムとして、ボイヤー・ムーア法と呼ばれる有名なものがある。詳しくはWikipediaの「ボイヤー-ムーア文字列検索アルゴリズム」を見てもらうとして、直観的に理解するには次のページの図がわかりやすい。■ [ITpro http://itpro.nikkeibp.…

英文校正サービスGrammarlyを使ってみた

英語を読むことはできても、書くことは難しい。 なんとなく書くことはできても、文法的に正しくて、なおかつ自然な英語で、というと途端にハードルが上がる。自動翻訳は、まだ精度が今一つだけど、これだけコンピュータが発達した時代だから英作文もコンピュ…

微分積分・線形代数の計算ドリル

大学に入って数学につまづく原因の1つに、練習問題の数が少ないことが挙げられるのではないだろうか。 振り返ってみれば、小学校時代から「算数」と言えば、計算ドリルだ。 高校になっても、とにかく問題の数をこなして、その中で数学の基礎力を身に付けてき…

はじめてのAIプログラミング〜C言語で作る人工知能と人工無能〜

はじめてのAIプログラミング〜C言語で作る人工知能と人工無能〜はじめてのAIプログラミング―C言語で作る人工知能と人工無能作者: 小高知宏出版社/メーカー: オーム社発売日: 2006/10/01メディア: 単行本 クリック: 112回この商品を含むブログ (24件) を見るC…

数学的冒険 CHAOS (カオス)

2008年に登場した「数学の散歩道 Dimensions」の動画には驚嘆した。 見事なCG映像で数学の「射影」の世界を紹介した一連の動画は、見ているだけで楽しくワクワクさせられた。 これについては、ずいぶん前に紹介した。 それから5年。新しく「数学的冒険 CHAOS…

著作権

我々が口にする言葉の並び、そのほとんどが、すでに過去の誰かが口にしたことがあって、 その言葉の並びには、最初に口にした人物の著作物として、著作権が発生することとなっていた。しかるに後の時代に生まれた人々は好むと好まざるとにかかわらず、 先人…

フーリエ級数展開の式を理解する(2)

前回のエントリで、次のようなフーリエ級数展開の公式を紹介した。そして、この式は次のようなことを言っていることを確認した。== 関数 f(x) は、様々なcos波とsin波の足し合わせで表現できる。 どれくらいの割合で各周波数のcos波とsin波を足し合わせるか…

フーリエ級数展開の式を理解する

フーリエ変換。もう少し正確に書けば、ここでは「フーリエ級数展開」とは、与えられた関数を三角関数(cos と sin)の足し合わせで表現するというもの。 この直観的なイメージは下の図で表すことができる。(図の出典:フーリエ変換の本質:MetaArt)このよう…

アインシュタインの縮約表記

2つの2次元ベクトル があるとき、この2つのベクトルの内積は次のように表される。 ベクトルが3次元で であるときは、この2つのベクトルの内積は次のように表される。 書くのがめんどくさいね。 こんなの、毎回毎回書いていられないね。 和を表すΣの記号を使…