マルコフ過程、マルコフ連鎖
確率の話になると、必ずと言っていいほど登場するキーワードが「マルコフ過程」と「マルコフ連鎖」。
単語をいくら見ても何を意味するのかわからない。
でも、あまり深く考えてつまづくよりも「マルコフ」=「確率の」と置き換えて読み進めてしまって、大した問題はない。
「マルコフ過程」は「確率の過程」、「マルコフ連鎖」は「確率の連鎖」と置き換えて、なんとなくわかった気になってしまって大丈夫。
「マルコフ連鎖を使って・・・」とあると、なんだかすごい理論を使っているような気がするけど、状態の決定に確率を使用する、という程度のものが多いので、怖気づく必要はまったくない。
というと、あんまりなので、もう少しだけ書くと「マルコフ過程」は現在の状態から確率的に次の状態が決まること、「マルコフ連鎖」はマルコフ過程のなかで取りうる状態が有限のもののことを言う。
まあ、やっぱり普通に確率つかってます。という程度の意味だと思って問題ないような気がする。
ちなみにマルコフというのは、ロシアの数学者の名前。
こちらの本「プログラミングのための確率統計」は、確率についての理解を助けてくれる、わかりやすい良書。
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